記録装置盤

HDD

機械が順調に動いているか、ラインでの製造やプラント運転で何が不足して何が余っているか、予定通りに進捗は進んでいるか、制御機器が高機能になってそのようなデータを制御盤の中で収集することも増えました。昔は小型プリンタでロール紙(レジのレシートで使うようなもの)に印刷してノートに貼って人間が事務所に運んで電卓を叩いたりしていましたが、今はSDカードやHDD、データベースに保存し、ネットワーク越しに参照してエクセルに貼り付けられるようになりました。

データは、すべて事務所のサーバールームの棚に並んだHDDに保存できれば制御盤で保存する必要もないのですが、複数の検査機や監視装置などで高精細画像をたくさん使ったりするとデータ量が多くネットワークのトラフィックを圧迫し、トレーサビリティのために保存はしたいけども全部をリアルタイムでみる必要のないデータで回線を塞がないように現地側にデータ保存用の装置を置くことがあります。特にVPNなどを使ったWANや無線LANなど帯域の狭い場合だとリアルタイムで送ることがそもそも不可能な量になることもありますし、機械の数が多いとギガビットイーサでもきつい場合があります。
溜まったデータは、HDDにコピーして保存、バッチ処理で送付、一定期間経過後消去、などの処理をすることになります。

数値ログの場合、いまでもプリンターで記録するのは使い勝手が良い場合もありますので、コンピューター記録と併用するシチュエーションもあるかと思います。

 

 

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